視力回復術

眼科医が警鐘を鳴らすレーシック

レーシックは日本でもかなり広く定着してきている視力矯正方法ですが、最近では過矯正による不具合ということが非常に多くなってきており、眼科医が警鐘を鳴らしている部分でもあります。
過矯正というのは書いて字の如く矯正をし過ぎてしまうということです。
レーシックというと視力を良くするものという認識がありますから、視力が良くなる分にはどれだけ良くなっても良いのではないか、と考えている方が多いのではないでしょうか。

実はその考えが間違いのもとです。
レーシックで矯正できる視力というのは、遠方視力といって遠くをより良く見えるようにするための視力です。
しかし、視力は遠方視力だけでできているわけではありません。
近方視力・深視力・暗視力・動体視力などがあり、そのバランスによってできているのです。

そのため、ただ単に遠方視力だけを良くしたとしても視力のバランスが取れなくなってしまい、近くのものが見えづらくなってしまうなどの不都合が生じることがあるのです。
これが過矯正による不具合です。
過矯正は他にも様々な不具合を起こす可能性があります。
例えば、目が疲れやすい・頭痛がひどい・ドライアイ・不眠などの症状もそうです。

こうした症状は比較的軽度の場合もありますが、日常生活に支障をきたすような重度の場合もあります。
そして問題なのが、こうした不具合が客観的な検査データなどで特別な不調として表れてこないということです。
そのため、過矯正が原因と思われるこうした症状を抱えている方の中には、クリニックなどで治療の術が無いいわゆるレーシック難民と呼ばれる状態になっているケースも少なからずあります。
そこで大切なことは、自分にとって最適の視力になるようにレーシックの手術を受けるということです。
ただ闇雲に視力をあげようとするのは、その後の不具合に通じてしまう可能性が高いということを知り、きちんと相談に乗ってくれるクリニックを選ぶべきです。


最適な視力
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